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駐車場を砂利からコンクリート土間へ①

駐車場を砂利からコンクリート土間へ変更しました。
・駐車場土間
・階段

Before
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After
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駐車場を砂利からコンクリート土間へ① ギャラリー

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駐車場を砂利からコンクリート土間に変更することで、見た目が整い、使い勝手が向上します。砂利敷きの駐車場はコストが抑えられますが、長期的にはメンテナンスが必要で、車が砂利で汚れることや、雨が降ると水はけが悪くなることもあります。一方、コンクリート土間は耐久性が高く、メンテナンスも少ないため、人気の選択肢です。

コンクリート土間への変更手順

掘削・整地作業

まず、現在の砂利を取り除き、コンクリートを流し込むために地面を掘り、整地します。必要に応じて、地面の高さを調整し、勾配をつけて水が自然に流れるようにします。排水性能を高めるために、適切な勾配(約1〜2%)を持たせることが重要です。

砕石の敷設

整地が完了したら、コンクリートの基礎を安定させるために、砕石(クラッシャーラン)を敷き詰めます。これにより、下層の安定性が向上し、コンクリートのひび割れを防ぎます。砕石の厚さは10cm程度が一般的です。

ワイヤーメッシュ設置

コンクリートの強度を高め、ひび割れを防ぐために、ワイヤーメッシュ(鉄筋)を敷設します。駐車場は車の荷重がかかるため、鉄筋を使って補強することが重要です。

コンクリートの打設

準備が整ったら、コンクリートを流し込みます。コンクリートの厚みは通常10〜15cm程度が推奨され、特に駐車場の場合、耐久性を確保するために十分な厚みが必要です。コンクリートを均等に敷き、表面を平らにします。

表面仕上げ

コンクリートの表面を滑らかに仕上げますが、滑り止めとして「刷毛引き仕上げ」(表面に軽く溝をつける方法)を行うのが一般的です。これにより、雨天時でも滑りにくく、安全性が向上します。

養生期間

コンクリートが固まるまでに1週間程度の養生期間が必要です。この期間中は、表面が乾燥しすぎないように散水したり、シートで覆ったりして養生します。完全に固まるまでに約4週間ほどかかるため、車を乗り入れるのはその後が望ましいです。